お子さんの成長に合わせたプラスαの家具:御代田町O邸
小学生のお子さんがいらっしゃるO様より「靴箱」製作のご依頼を頂きました。
「なるべく物を持ちたくないから…。」
と、思っていても家族の人数や、成長に合わせ、その都度見直しをしなくてはいけないのが収納家具。特に成長期のお子さんの場合、スポーツ系の部活動を始めるようになると、持ち物の数も必然的にぐんと増えます。
O様のお宅でも、小学生の息子さんがサッカーを始めたこともあり、今までご使用になっていた靴箱では収納しきれなくなりました。また、寒さの強いこの地域では通学の際に履くボリュームのある防寒靴は必需品!その為、小さなお子さんであっても大人と同等のスペースがどうしても必要になってしまうのです。
Before
After
玄関スペースの大きなお宅でしたので、周囲の壁の色と合わせ、なおかつ既存の家具と同じ地元材の「木曽ヒノキ」を天板に使用することで、今までの空間に違和感なく収まるよう製作させていただきました。巾木の高さもぴったりと揃えることで、設計当初からあつらえたように仕上がっております。
お子さんも、
「僕の靴箱!!」
と、率先してお片付けしてくれるようになったそうです(笑)
O様ありがとうございました!
*******************************************
既存の収納家具に新しい家具をプラスアルファする場合、間に合わせで既製品を購入して使用すると、目の前の「収納」という問題は解決できても、インテリアとしては失敗をしてしまうことがあります。
***
特に部屋全体のイメージに合わせ設計された「作り付け収納家具」に収納家具をプラスするときは、慎重な選定が必要となります。作り付け家具は建築系の家具の為、単体の家具というより壁面の一つの要素となるため、収納量だけなく置き場所、素材感、デザイン、色など既存の家具に合わせないと、せっかくのインテリアが台無しとなってしまいます。
***
また、新たに家具をプラスする際には、置く場所と購入する家具のサイズをしっかりと検討する必要があります。
「とりあえずここの空間が空いているから…。」
と、安易に置き場所を決めてしまうと人が歩くスペース(動線)の邪魔になってしまったり、
「サイズが合わないけど仕方ないな…。」
と、半端なスペースが出来るサイズを選ぶと埃の温床となり掃除のしにくい場所が出来てしまったり、ちょっとはみ出るサイズを使用するとうっかり脚や、体をぶつけてしまうこともあります。
「早く片付けたい!!!!」
そのお気持ちはとてもよくわかりますが、間に合わせで買うとでかえって毎日の生活の中にリスクを生むようなことになりかねません。
***
とはいえ、ぴったりと合う家具のはなかなか難しいものです。そんなときにぜひ活用していただきたいのがオーダー家具。
私たち「寄り添う木」ではお客様のご希望に応じたサイズで、インテリアにもピタッとなじむ収納家具を設計製作いたします。
オーダーとなるため、市販されている家具よりはお値段はプラスとなりますが、スペースに合うサイズの家具を探し続けたり、お部屋のイメージにあわない家具を、
「仕方がないよね…」
と使用し続けることを考えれば、決して高い買い物ではないと思います。
なかなか希望にあった家具が見つからないようでしたら、是非一度ご相談ください。
※弊社メインサイト「軽井沢森の雫」のこちらのページにも収納家具を掲載させていただいております
「オーダー家具ってどんなものなの?」
「オーダー以外の家具の選定でも、アドバイスをしたり計画を練ってくれるの?」
などなど…気になる方はお気軽にご連絡ください